アトピー性皮膚炎を勉強してみた①
ども!
ナルコリフレのムロタニです〜!
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さて本日はアトピー性皮膚炎についてお勉強してました。
なんでかって、私の夫がアトピー性皮膚炎を発症してまして、ちょっと前までかなり症状が出て、顔も頭皮も身体も全身痒くて、肌も荒れるしかわいそうで。
これから産まれてくる子供がもしアトピーだったとしてもすぐに対応できるように勉強しておこうと思いましてね。
でもネットだと正しい知識なのかそうでないのかわからないのでいろんな本から知識を得て、総合的に判断したいな〜と思うのでこれから何冊か読んでみます!
まずはこちら
- 作者: 古江増隆
- 出版社/メーカー: 法研
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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平成20年の本なので次はもう少し新しい本を読んでみようと思う。
でもとてもわかりやすかった。
アトピー性皮膚炎の知識が全くない人でもおススメ。
この本を読むまでのアトピー性皮膚炎の私のイメージは
①親などの遺伝からくる
②一生治らない
③ステロイドを塗ると薬がどんどん強くなってやめられなくなりそう
このようなイメージでしたが全部微妙に間違いでした。
アトピーの定義は
『アトピー性皮膚炎は、増悪、寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因をもつ。』
ということで、アトピー素因とは、遺伝的に受け継いだ、アトピーになりやすい肌の性質のことで遺伝にはかわりないですが、これを持った全ての人が発症するわけでもないらしいので①は微妙。
②、③は間違い。悪化している人をよく見かけるからそう思ってしまうが、正しい薬を用法用量を間違いなく使えばすぐ良くなるそう。
だいたいの人が『脱ステロイド』と言って、勝手にステロイドをやめてしまったり、塗る量が少なく肌をこすってしまうのも良くないみたい。
ステロイド外用薬(塗り薬)には
ストロンゲスト(Ⅰ群)〜ウィーク(Ⅴ群)までの5段階の薬の強さのレベルがあり、症状が出てるところは強い薬でまず鎮静させて、治り次第徐々に弱くしていくのが普通のようです。
身体の部位によって吸収率が強い部分もあるので、その部分には強い薬は塗りすぎないようにする。
この本では保湿剤とステロイドを使って治していこうという感じでした。
④も間違い。ステロイド外用薬で離脱症状は起こらないそうです。外用薬を多く使ったとしても、血中濃度はそこまで上昇しないので大丈夫だそう。
ですが、内服薬では起きることもあります。というのは長期間ステロイド内服薬を使っている人が急にやめるとめまいや発熱、吐き気など起こることもあるらしい。本来副腎で作られるステロイドホルモンは、長期間ステロイド内服薬を服用していると薬に頼って作らなくなってしまうので、それを急にやめると一時的にステロイドホルモンが不足する関係で副作用を起こすことがあるそう。
ステロイド内服薬はもっと知識をつけて気をつけたいですね〜💊
ステロイドはメディアの氾濫によってかなり誤解されているよう。私もその1人でした。
私は人の身体に触れる仕事をしているので、リフレクソロジーを習った協会から経皮毒の話や成分の勉強をしてきたので、肌が荒れる夫はとりあえずシャンプーやリンス、ボディソープが悪いんじゃないかと全部石鹸系のものにしましたが、逆効果。全然良くならない。
時期が冬だったのもありますが、石鹸は乾燥しやすいんですよね。夏ならいいのかもしれないが。アトピー性皮膚炎の人は肌が弱くて乾燥しやすいし、すでに痒みや赤みの症状が出ちゃってるからなんでも刺激になってしまうみたい。
夫は今まで薬局で買えるウィーク(Ⅴ群)クラスの薬を塗っていて、一時期良くなったけどまたすぐ悪化して他の薬にしたけど全然良くならなかったんですよね。
今は皮膚科で処方されたベリーストロング(Ⅱ群)とストロング(Ⅲ群)のステロイドと、内服薬を飲んで2週間ほどですっかりキレイになりました。
めんどくさくて皮膚科に行かなかったおかげでお金も時間もストレスもかけてしまったので、まずは専門家にってのが一番の解決法でしたね。反省。
ちなみに今夫はシャンプーリンスはオクト、ボディソープは使わないで汗を流すだけにしてるそうです。しばらくはそれでいいのかなぁ。
フケとかにオクト良いらしいんですよね〜!夫にも今のところ合うみたい。成分みると大丈夫かよ〜?と思ってしまう私もいますが、ひとそれぞれ合う合わないがあるので、まず合うのが重要だということに気づきましたやっと笑
夫の症状が悪化しだしたのが、新婚旅行のバリから帰ってきてからだったので、日焼けして肌が荒れてしまったとこからはじまったのかなぁと思います。
良くなったから終わりではなく、アトピー性皮膚炎は増悪と寛解を繰り返すものなので、まだまだ情報収集してみます。
長いのに最後までお読み頂きありがとうございます♬